手錠の鍵を紛失したとき大ごとにならない対処方法
手錠というと警察しか使わないイメージですが、
個人的な趣味として使っている人も少なくありません。
警察の手錠のカギは平鍵、丸鍵などの形状の違いで数種ありますが、ほぼ共通だと言われています。
予備も警察署や警察本部で管理されていて、万一紛失した際の報告のルールも厳格に定められているでしょうから、インターネットで「手錠 鍵紛失」の対処法を検索している警官はいないでしょう。
「手錠 鍵紛失」と検索している人は、趣味で使っていた手錠のカギを無くしてしまった人だと思いますので、
一般の人が個人的に使っていた手錠のカギを無くした場合の対処法を説明していきます。
趣味で使う手錠は、マジックテープで固定するタイプと本格的にカギで施錠できるタイプに分かれますが、
施錠できるタイプの手錠のなかには、安全装置が付いているものもあります。
安全装置が付いていれば、鍵がなくても解錠することが可能です。
まずは、お使いの手錠の安全装置がないか、確認してください。
手錠の輪の根元部分に小さいスイッチのような突起はありませんか?
その突起を押し込むことで解錠することができます。
最近では、フェイクかもしれませんが、本物と謳っている手錠をネットショップやメルカリなどのフリマサイトでも購入できるので、こういう本格的な手錠の場合は、安全装置は付いていないかもしれません。
安全装置がない場合の対処法
安全装置がない手錠の場合は、素人が解錠することは困難です。
安全ピンやドライバーを突っ込んで中の構造を破壊してしまうと、鍵屋を呼んだときに、通常のピッキングでの解錠が出来なくなり事態を悪化させてしまうので、素人がピッキングまがいのことをするのはおススメできません。
カギ穴を壊さず、プロに頼りましょう。
手錠の鍵開けに対応してくれるのは、この2択
手錠の解錠をお願いする先としては、
・レスキュー
・鍵開け業者
このどちらかとなるでしょう。
レスキューへの依頼
手錠が外れない状態は、どこかに閉じ込められたのとほぼ同じですから、
119番で事情を話せば、対応してくれる可能性は高いです。
当然、無料でかつ迅速に対応してくれますが、
事が大ごとになるし、公になるので、できれば避けたいと思う人がほとんどです。
「人民網日本語版」より画像引用
こちらは中国での話ですが、愛を誓いあって手錠でつないだまま登山していたカップルが手錠の鍵を失くしてしまい、消防士のお世話になってやっと解錠できたことが、顔写真入りニュースになってしまっています。
日本でも、遭難でレスキューに救出されるとニュースになったりして、間が悪いと誹謗中傷の的になってしまうこともあります。
ニュースになるのはごく一部なのでしょうが、119番でのレスキューへの依頼は、慎重に判断したほうがよさそうです。
例えば、手錠がきつすぎてうっ血してしまい、手首より先が紫色になっているなど、身体や命に係わるような場合は、躊躇なく119番に電話して、救急隊を呼んでください。
そこまで、差し迫っていない場合は、現場まで出張してくれる鍵開け業者に連絡したほうが無難です。
鍵開け業者に相談
鍵開け業者でしたら、自宅でなくても現場まで駆け付けてくれますし、あとあと大ごとになる心配もありません。
料金は、一般的な鍵開け業者で、最低8800円(税込)からというのが相場です。
ディンプルキーのような防犯性が高いカギの解錠だと数万円かかることもありますが、
手錠の鍵開け程度なら、プロにしてみれば、簡単な作業なので、一番安い金額で対応してくれることが多いと思います。
カギ110番のように全加盟店にクレジットカード対応端末を持たせている業者を使えば、手持ちの現金が心もとないときでも、安心して利用できます。
電話で状況を話せば、おおよその料金も確認できますので、まずは、それを聞いて判断されるとよいでしょう。
さて、いざ依頼しようと思うと、「鍵開け業者ってこんなに沢山あるの?」とビックリするくらい多くの会社があります。
なかには、悪徳業者もあるので、業者選択が重要です。
このサイトでは、口コミ情報から悪徳業者を排除して一覧を掲載していますので、その中から選ぶのが安全です。
とくに、今の状況では、できるだけ早く来てもらったほうがいいでしょうから、
拠点数が多く、駆け付け時間が早い順に掲載したこちらの一覧が参考になると思います。
対応が早いと評判の業者に頼んで、こっそり迅速に対処されるのが良いと思います。