スーツケースの鍵を中に入れたまま閉じ込めてしまったら

南京錠でロックするタイプのスーツケースで時折起きるトラブルですね。

このタイプのスーツケースは、ほとんどがファスナータイプで、
スライダーと呼ばれる留め金の部分を南京錠で施錠するのですが、
鍵がなくても、ちょっと心配になるくらい簡単に開ける方法があります。

スーツケースが普通のファスナータイプでしたら、ボールペン１本あれば、開きます。

防犯上あまり好ましくないので、このサイトでは詳細な説明は割愛しますが、すでに多くのカギ屋のサイトや、youtube上で実演している人も多いので、
どうしても困っているのでしたら、youtubeで、
「スーツケース 鍵 開け方 ボールペン」で検索してみてください。

こんなに簡単に開くのかとビックリしてしまうと思います。
スーツケースに貴重品を入れてはいけないと再認識しました。

ボールペンで開けるデメリット

ただし、このボールペンを使う方法でスーツケースを開けた場合のデメリットとしては、
ファスナーが閉まらなくなってしまうリスクがあることです。

きれいにファスナーが外れれば、スライダーを一番端から反対の端にスライドさせることで、
ファスナーがうまくハマる場合もありますが、変にずれていると、そのまま閉まらなくなってしまうこともあります。

ですので、この方法は、本当に緊急時で壊れてもいい覚悟のときに行ってください。

南京錠だけ破壊することで、別の南京錠を買えば、元通りにすることもできなくはありません。

大き目のハンマーとかがあれば、南京錠に打ち付けて破壊してしまうのです。
といっても、今時、大きな金槌を持っている人も少ないでしょうし、人目のあるところだと、ちょっと怪しまれるかもしれません。

人目もなく、巨大な金槌があったとしても、スーツケースの留め金部分も破壊してしまうかもしれませんし、
南京錠の壊れた破片などでケガしてしまっては大変ですので、南京錠の破壊を素人がやるのは積極的におススメできる方法ではありません。

やはり、このケースでは、プロに頼ったほうが安全です。

すでに出張中でしたら

全国展開の鍵開け業者に連絡して、来てもらうのが早くて確実です。

料金は、8,800円～15,000円くらいの業者が多いです。

電話でおおよその見積りを出してくれるところに聞いてみるとよいでしょう。

今、空港にいるのであれば

リアットなどのカギ修理屋に、スーツケースごと持ち込むのが簡単です。

成田空港、羽田空港、関西国際空港などの主要な空港のターミナルには、
このようなカギ修理屋が、大抵ありますので、探してみてください。

今、自宅にいて、明日の朝の出発であれば

夜間も対応できる鍵開け業者に来てもらうのがよいでしょう。

時間があるのでしたら

出発までに２日以上あったり、すでに家に帰ってきていたら、
近くのリアットなどに持ち込むのがよいでしょう。
近くに鍵屋がなければ、鍵開け業者に連絡してください。