N-BOXの鍵を紛失!ディーラーと鍵業者のどちらが安い?
Nボックスの鍵をなくしたのは災難でしたね。
でも、ホンダNボックスは人気車種ですので、ディーラーだけでなく、対応できる鍵開け業者も多いので、まずは安心してください。
N-BOXは全車イモビライザー付
ホンダN-BOXは、2011年から販売された初代N-BOX(JF1/JF2)から、全車イモビライザーが標準装備となっています。
2017年から販売されている2代目N-BOX(JF3/4)も、もちろんイモビライザー付きです。
N-BOXカスタムも、普通のN-BOXでも、全グレードにイモビライザーが付いています。
防犯性が高いイモビライザーが、グレードにかかわらず付いているのは、とても安心なのですが、自分で鍵を無くしたとき結構大変になります。
以下、イモビライザー付のカギを無くしたときの対処法について説明します。
ディーラー以外でも対応可能
まず、多くの人が誤解しているのが、
イモビライザー付きのスマートキーは、ディーラーに頼まないといけないと思い込んでいる人が多いのですが、対応できる鍵開け業者もあります。
鍵開け業者でも対応可能
すべての鍵開け業者ではありませんが、イモビライザーの設定に必要な機器を持っている鍵開け業者でしたら、解錠だけでなくイモビライザー鍵の作成も可能です。
保険のロードサービスでは無理
自動車保険に付いてくる無料ロードサービスでは、対応できないところがほとんどでした。
代表的な3社、チューリッヒ、ソニー損保、損保ジャパンに聞いてみましたが、イモビライザー鍵を無くしたときの新しい鍵作成は無理との回答でした。
全ての自動車保険会社に確認したわけではないので、この3社以外をお使いでしたら、聞いてみるのもありかもしれません。ただ横並び体質が強い保険業界なので、あまり期待せずに確認してみてください。
現実的には、ディーラーか鍵開け業者の2択と考えていいでしょう。
ディーラーと鍵業者の料金比較
まず、気になる料金を見てみましょう。
ディーラーでイモビライザー付きの鍵を作ってもらう場合、状況によって、バラつきはありますが、ざっくり言って、
ディーラーでは1.7万~2.8万円(税込)くらいと考えておけばよいでしょう。
ただし、ディーラーによって、かなり価格差があることは知っておいてください。
また、キーナンバーが分かっているかどうかでも、大きくぶれ、その範囲では収まらないこともあります。
例えば、中古業者から買ったNボックスで、キーナンバーも分からないとなると、
キーナンバーの確認にかなりの時間とコストがかかるでしょう。
運よく車台番号とキーナンバーを、メーカー側が控えてくれていたらその範囲で収まるかと思いますが、メーカーが控えている保証はありません。
鍵穴の中のキーシリンダーを分解して、キーナンバーの記載があるか確認しなくは分からないとなると、先の範囲ではとても収まらないでしょう。
一方で、鍵開け業者に頼んだ場合、Nボックスの解錠と鍵作成とイモビライザー登録で、
鍵開け業者では2.2万~4.9万円(税込)くらいが相場と考えられます。
非常に幅があるのは、業者によって対応車種に得手不得手があり料金が大きく異なるためです。
料金をだけで比べると、ややディーラーのほうが安くできそうです。
急いで開ける必要がなければ、まずはディーラーに相談するとよいでしょう。
N-BOXを買ったディーラーに相談するのがベストですが、旅先であったり、そもそも中古車業者などディーラー以外で買った場合は、お近くのディーラーに連絡すれば、そこで購入した車でなくても対応してくれます。
まずは、今いるところの最寄りのディーラーにご確認ください。
近隣のディーラーは、このボタンを押すと一瞬で表示されます。
今日中に何とかしたい場合は、すぐ下の「ディーラーと鍵業者の対応時間は」を参考にしてください。
ディーラーと鍵業者の対応時間は
ディーラーのカギ作成にかかる時間を口コミや体験談などにあたって調べてみたところ、新しいカギを作るだけで、
ディーラーでは1週間ほどかかることが多いようです。
これですと、旅先などで鍵を無くした場合では、ほとんど使えません。
一方で、鍵開け業者は、鍵開けからスペアーキー作成と登録まで含めて、
鍵開け業者では、30分~1時間程度の作業時間で対応してくるところが多いです。
夜間や深夜早朝でも対応可能の鍵開け業者もありますから、
外出先での鍵を無くしたのであれば鍵開け業者にお願いするほうが現実的です。
1週間も車を動かせないのは、リスクが高すぎます。
駐車料金がかかるコインパーキングのようなところでしたら、駐車料金が酷いことになりねません。
車が自宅の駐車場や無料の駐車場に、1週間程度置いておける状況でしたら、
ディーラーに相談するのもありかと思います。
イモビライザーの鍵開けができる業者に相談
本命は、イモビライザーの鍵開けができる業者に相談するのがよいでしょう。
ここで1つ注意点があります。
イモビライザーの鍵開けは、業者により得手不得手がハッキリあります。
対応できない業者も多く、対応できる業者であっても、費用に大きなバラツキが発生しています。
ですので、相見積もりが必須です。
電話である程度の見積りを教えてくれる業者に複数連絡を取って、その中で、話も適格で、費用も安い業者を選ばれるとよいでしょう。
ここで鍵開け業者を使う際の重要な注意をお伝えしておきます。
現地をみないとわからないといって、目安となる見積りも教えてくれない業者は、要注意です。
というかお断りしたほうが良いでしょう。
そういうところは、現地でかなり高い見積りを言って、断るとキャンセル料とか出張料の名目でお金を請求してくることがあります。
そんな目にあわないためにも、
以下の条件をすべてクリアするカギ開け業者を使ってください。
・電話でおおよその金額を教えてくれる
・現地見積り後のキャンセルが無料
・見積もり後に追加費用が発生しない
当たり前のことのようですが、鍵開け業者のなかでは、こういう業者のほうがが少数派なのです。
当サイトで把握している業者のなかで、この条件を満たす業者も参考までに挙げておきます。
・カギ110番
・鍵の救急サポートセンター
・カギの生活救急車
この3社で電話で相見積もりを取るのが安心でしょう。
ただ、カギの生活救急車のホームページには、「※場合により料金が発生する可能性がございます。」と記載があり、具体的な条件は書いていないので、ちょっと気になるようでしたら、残り2社に電話して相見積もりとすればよいでしょう。
ちなみに、現地に各社呼んでの相見積もりは、やめておいたほうがいいです。
一番遅い業者をあなたや先に駆け付けた業者で、待たなくてはなりません。
すごく早く来てくれた業者があっても、一番遅い業者が来て見積りを出すまで、
何の作業も始められませんので、かなりキツイと思います、
見積りは、概算でもいいので、電話で金額を聞いて比較してください。